「せっかくエクセルを勉強してMOSスペシャリストを取ったのに、うまく活かせてない……。」
そんな、MOSを塩漬けにしてしまっている方ってかなり多いです。
どうせなら、そのExcelの知識を副業に活かして、月々2~3万円のお小遣いを稼ぎませんか。
MOS Excel スペシャリストを取得していると有利な副業
Excelマクロ作成業務
クラウドソーシング系のサービスに登録すると、マクロの作成案件がごろごろ転がっているので、その中から自分ができそうな業務を受注すれば簡単に副業をはじめられます。
初回〜3回目くらいまでは業務の流れに不備など出やすく不安ですが、
- 初めてである旨を契約前にしっかり伝える
- 発注者にお試し(トライアル)価格を提案してもらう
以上をすれば問題なく案件を請けられます。
必要なスキルは、2つだけです。
- Excelでマクロを作成できる
- (業務によっては) VBAのコードを書ける
初心者の方にはクライアントさんに優しい方が多いクラウドワークスを、経験豊富を自負している方はクラウドテックなどのIT人材向けサービスに登録してみることをおすすめします。
マクロ作成に副業として取り組んでいる方々の声を口コミ形式でまとめた記事があるので、興味があればこちらも読んでみてください。
簡単データ処理業務
Excelを使って、業務関連のデータを処理していく業務もたくさんあります。
こちらは普段事務職として働いていてあまり専門的な知識はないような方でも、手を出しやすい副業です。
案件の例
企業名 | 資本金 | 昨年度売上高 | 昨上半期売上高 | 昨下半期売上高 | 経常利益 | 従業員数(連結) | 上場区分 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
会社A | 1000万円 | 70億円 | 35億円 | 35億円 | 3.3億円 | 95人 | 未上場 |
会社B | 100(百万円) | 4,000億円 | 1,400億円 | 2,600億円 | 300億円 | 2,310 | 東証1部 |
会社C | 2,000万円 | 400億円 | 120億円 | 280億円 | 40億円 | 330 | 東証マザーズ |
会社D | 50(百万円) | 12,400(百万円) | 5,000(百万円) | 7,400(百万円) | 400億円 | 700 | 東証一部 |
このようなデータを、営業先リストとして自社データベースに組み込みたい企業がいたとします。
しかし、Webサイトから抜き出してきたり、一部分は業者から購入したりしたためデータの型がバラバラになっており、このままでは統計処理などできず不便なため人力でデータの形を揃えるといった業務が出てきます。
決められた形(「数字は全て半角に」「売上高はハイフンなしで億円単位に統一」など)に揃えていく業務をクラウドソーシングで委託するので、副業にぴったりな案件が発生するんですね。
このような業務も、クラウドワークスなどで受注できます。
他には、利用手数料が少ない分、報酬が高くなりやすいBizseekなども使いやすいです。
転職のアピールポイントにもなるMOS
MOSの活用方法は副業だけではもったいないです。特にスペシャリストレベルになれば、経理や総務などの事務職を中心に求人が優先的にまわってきます。
しかし、「MOSあっても転職に役立たないって言うし、実際あんまり効果なかった気がするな……」という方が多いかと思います。
実は、MOSを活用した転職活動のコツとして転職エージェントの利用があります。
通常の選考フロー
通常の就活・転職活動では、企業に数多くの人がエントリーし、全体の中から企業が採用者を決めます。
この選考フローでは、資格などより他の部分を総合的に評価されるため、資格の有効度が低くなってしまいます。
エージェントを活用した選考フロー
エージェントを利用する企業は、「〇〇ができる人材が欲しい」などの明確な理由を持ってエージェントを頼っているパターンが多いです。
エージェントとしては、「それなら△△さんを紹介してみよう」と考え、「こんな資格を持っている△△さんはどうですか?」と企業側に提案するため、倍率が非常に低く済みます。
企業になぜおすすめされたかよくわからない人材を紹介してしまうとエージェントの信用問題に関わるため、「〇〇ができるから紹介する」という明確な理由になる資格は、エージェント転職(就活)の際には非常に強力です。
副業での業務経験もアピールポイントとして使えるため、「副業でスキルアップしつつエージェントに登録し、いい企業が見つかるまで待って転職する」という流れはこれからの時代に沿った生き方だと言えます。
もし、今の会社に不満があるなら転職エージェントに登録だけしてみるといいですよ。
- MOSや資格を活かして転職したい
- 信頼できるエージェントがいい
といったニーズに応えられる転職エージェントとして、バックオフィス転職に特化したエージェントは有力な選択肢になりますね。